サッカー界では、色々な戦術が出てきましたが、やはり根本は1vs1です。
1vs1の球際の練習をして、試合に勝てるようにしましょう。
1.球際の重要性
冒頭でも述べた通り、近年のサッカー界では色々な戦術が出てきました。
戦術的な部分で勝敗が決まることはもちろんありますが、素晴らしい戦術を持ったチームでも、やはり球際が強くないと、試合には勝てません。
いくら戦術的に試合をしたとしても、1vs1のシーンは必ず出てきます。
その1vs1に勝たないと、サッカーでは試合にも勝てないのです。
戦術はもちろん大事ですが、今回は球際の強さを上達させる方法を紹介しましょう。
2.球際に強く行かなければいけない理由
2002年日韓共催W杯の時の日本代表は、個々の能力が低いということで、なるべく球際で競り合わなければならない場面を減らす戦術が取られました。
しかし、それでも90分のうちに何度かは1vs1のシーンが出てくるのがサッカーです。
そこで勝てないと試合にも勝てないのです。
3.球際が強くなる練習方法1
2人の選手を同じ方向に向かせて並ばせ、その間からコーチが配給します。
そのボールに対して、2人が体をぶつけあって競り合うという練習方法です。
体をぶつけるということが怖いと思う選手には、この練習方法で体のぶつけ方を上達させてあげましょう。
4.球際が強くなる練習方法2
次に、5mほど離れて、選手同士が向かい合うように立ちます。
そのちょうど真ん中にボールを置き、コーチの合図でボールを奪い合いに行きます。
先にボールに触れば当然有利だと思われがちですが、先に触って相手に蹴り当ててしまったら、相手の前にボールがこぼれやすくなるでしょう。
その場合は、一旦足を引いて、相手にボールを蹴らせ、そのボールを自分の体に当てて、自分の前にボールを転がすという方法もあります。
その状況状況で、どうすればボールが自分のものになるのかを練習させて上達させてあげましょう。
5.最後に
球際の激しさは、サッカーの醍醐味です。
いくら戦術が進化していっても、球際は必ず試合中に現れます。
逆に、100年後のサッカーの戦術が球際が全くなくなるようになってしまっていたら、サッカー人気が無くなってしまうのではないでしょうか。
1vs1には絶対負けないという強い気持ちを持った選手は、やはり魅力ですし、チームに必要不可欠な選手だと思います。