サッカーにおけるセンターバックというのは、目立たないポジションですが、守備の要としてフォワードを止める重要な役割があります。
フォワードの止め方は、確実でファールを犯さないように止めなくてはならないのでディフェンスも技術というものは重要です。
1.守備の要
サッカーにおけるセンターバックは守備の要となってくるポジションです。
チームの中心にポジションをとって、最後尾からチームに安定感をもたらし、チームを鼓舞する役割があります。
センターバックとしての力を上達させるには、技術も精神力も必要になってくるのです。
そして、何よりも相手FWと駆け引きをしながら90分止めなければいけないので、プレッシャーがあります。
しかし、フォワードを抑え続けることでチームからの信頼と相手に嫌がられる強いセンターバックとなることができるのです。
2.フォワードを止めるには
フォワードを止めるためには、まずは、1対1で負けない事です。
1対1の局面は、どのような時にでも訪れるものですしセンターバックであればそれが主な仕事にもなってきます。
センターバックは1対1で抜かれることは即失点につながりかねませんので、負けられない状況が続くとも言えます。
フォワードの止め方としては、ボールを奪い取ることは大事なことですが、無理に足を出したりボールを奪いにいくとすぐにかわされて危険な状況を招きますので、状況判断をきちんと行うことが大切になってきます。
サッカーでフォワードをとめるには、マークの付き方が大事になってきます。
インターセプトができる位置について、ボールがフォワードに渡る前に奪い取ることが最高の取り方です。
それができない時には無理をせずに相手に正面を向かれないように、背中を向けさせた状態でボールを後ろに出させることです。
対応が遅れたり相手に裏を取られるようなことがあって、正面から向き合わなければいけない時には時間をかけて向き合うことが大切になります。
慌ててアタックしてもボールは取れないのでどっしりと構えて相手の足を止めさせるのです。
これらの対応がフォワードの止め方としては、一般的になってきます。
ボールそのものを奪うことが最高の方法ですが、無理な時には相手の動きを止めてチームとしてボールを奪いにいけるようにする止め方に切り替えることです。
3.相手との駆け引きも大事
相手の止め方として、駆け引きを行っておくことも大事になってきます。
ボールが渡る前から、マークとしてタイトについたり、ルーズについたりして、フォワードにセンターバックがどこにいるのかわかりずらくしておくことで、ボールが渡るタイミングでいないように見せるような駆け引きも重要になってきます。
1試合を通して体をぶつけあう取り方だけではなく、頭を使ってどうすれば相手が嫌がるようなディフェンスができるかがセンターバックとしての能力の上達に繋がっていきます。