サッカーは足を使うスポーツなので、上半身の筋トレはあまり必要ないと思われるかもしれませんが、フィジカルコンタクトの多いスポーツなので必ず必要になります。
そこで今回は「サッカー選手に重要な上半身の筋トレ方法」を紹介します。
1.胸筋の筋トレ
プロサッカー選手を見てもらってもわかるように、フィジカルコンタクトに強い選手は上半身の筋肉の中でも特に胸筋がすごく鍛えられてることがわかります。
これは、サッカーでフィジカルコンタクト時に1番直接的に関わる筋肉だと考えられるからです。
胸筋は自宅で鍛えることも可能ですが、腹筋などより鍛えにくい箇所でもあるのでジムに行くなり、チューブなどの道具を買うことが効果的です。
また胸筋に限らずに、筋肉というものはすぐに衰えてしまうので継続して行うようにしてください。
筋肉の衰えは必ずしも見た目でわかるわけではなく、気づかない内に衰える事もあるので気をつけて下さい。
2.バランスを保つ
筋トレは下半身も上半身も共通して言える事として、左右のバランスを保つことが大事になってきます。
よくある良くない例で、どちらか片方の筋肉ばかり鍛えてしまいかえってバランスが悪くなってしまいことがあります。
バランスが悪くなると、どちらか一方に大きな負担をかけてしまいそれが怪我に繋がる事などいろいろなトラブルが発生します。
しっかり左右均等に筋トレをすることを意識して心掛けてください。
怪我予防にもなりますし、また体の軸がぶれにくくなりボディバランスの向上にも繋がりますのでとても重要なことだと言えます。
3.オーバートレーニングの回避
筋トレで必ず気をつけないといけないことはオーバートレーニングです。
よくある悪い例として、ついつい上達するのに、焦ってオーバートレーニングを行い、筋肉に大きな負担をかけて大怪我を負ってしまうことがあります。
筋肉系の怪我はとても治りが遅く、癖になってしまい完治するのは簡単ではありません。
また上半身の筋肉は生活するだけでも使うことになるので回復には時間がかかります。
1度癖が付いてしまうと、ちょっとしたことでまた再発してしまうことも珍しくないし、その怪我の影響で他の箇所の怪我を引き起こしてしまうことも良くあります。
自己管理を怠らずに、必ずオーバートレーニングは避けるように心掛けてください。
筋トレは継続が大切ですが、しっかり筋肉を休ませて回復させることも大事です。
回復する間に筋肉は強くなっていきます。
怪我をしてしまうと、上達するのにかえって遠回りになってしまうので筋肉系のトラブルはサッカー選手なら本当に気をつける必要があります。