サッカーの練習を始める前にすることと言えばアップですよね。
このアップの質によっては、練習中にケガをしたり本来のパフォーマンスが出せなかったりしてしまうので、アップから手を抜かずにしっかりやる必要があります。
良いアップすることで上達に繋がっていきます。
そこで、どんなアップの方法が効果的でパフォーマンスの質を上げることができるのか紹介していきたいと思います。
1.まずは身体を温めることから
身体が温まっていないときに、急に身体を動かしてしまうと怪我をしてしまう可能性があります。
まずは程よく心拍数をあげ、身体を温めて動きやすい環境を作りましょう。
軽めのランニングをして、少し温まってきたら短距離のダッシュやもも上げジャンプなどを入れて身体の体温を徐々に上げていきましょう。
鬼ごっこなんかもよく身体温めることができるので、オススメです。
しかし、体温を上げすぎるのはハードワークになってしまうので、要注意です。
あくまで、サッカーの練習のためのアップであることを忘れないようにしてください。
2.筋肉をほぐす動き
アップは何のためにするかというと、サッカーをする身体に仕上げるためです。
アップを終えて、練習に良い状態で迎えるように筋肉をほぐすことも大切です。
なので、身体が温まったあとは筋肉をほぐしていきましょう。
ストレッチを念入りしていくのがオーソドックスですが、動きに堪えられるように筋肉を柔らかくしましょう
立ったままのストレッチをしたあとは、動きながらのストレッチをしましょう。
よく世間一般で言われているブラジル体操というものをやるのが一番ベストかもしれません。
股関節を回しながらステップを踏んだり、下半身だけでなく上半身や腕を動かす動きも加えて全身の筋肉を動かす動きも必要不可欠です。
3.ボールを使ったアップ
身体を温め終わり、ある程度筋肉もほぐれたら、ボールを触るアップを始めましょう。
最初は4人1組を作り、鳥かごを始めるのが良いかと思います。
鳥かごはオーソドックスな練習で面白くないと思われがちですが、プロの世界にいっても行われることが多いです。
決して、簡単なものでもないですし、練習としても十分効果を発揮するもので、サッカーに大事なトラップからパスの流れがスムーズになり、足元の技術の上達に繋がります。
また、この鳥かごを派生させて4VS4のパスゲームなど行うのも良いかもしれません。
あくまでアップなので、ハードワークがなく接触などもそこまでないようなメニューにするのが大切かと思います。