サッカーのカウンター練習は、基本的には個人での練習というよりチームの練習になりますが個人でもやるべきことはたくさんあります。
そこで今回は、「カウンターが上達する練習法」を個人練習とチーム練習の二つに分けて紹介していきます。
1.個人での練習
カウンターは現代サッカーにおいて欠かせない重要なものになっています。
武器とするサッカーチームはアマチュアの世界でも、プロの世界でも数多く存在し、特に格上の相手を倒すのには必須と言っても過言ではありません。
カウンターの練習をするにあたって、上達するために個人でするべきことは、普段の練習から強く意識してプレーすることです。主に意識することを3つです。
1.スペースを意識する
サッカーでカウンターは少ない時間、少ない人数で攻撃するので相手のスペースを利用することで最大限の力を発揮することができます。
ボールが来てからスペースを探していては、時間がかかってしまい威力が半減してしまいます。
よってボールが来る前から利用するスペースを探して準備しておく必要があります。
2.攻守の切り替えを意識する
カウンターとはその名前の通り攻守の切り替え時に発動するので、相手よりも早く攻守の切り替えを行う必要があります。
日頃から上達するために常に相手より一歩早く切り替えることを意識して、体に定着させることが重要になってきます。
3,トップスピードでのプレーを意識する
サッカーでカウンター発動時には、いかにスピードを落とさずに質の高いプレーができるかが肝心となってきます。
パス、シュート、ドリブルどれもスピードを落とさずに行うことはとても難しいことです。
しかし、カウンターを得意とするチームほど早いスピードで質の高いプレーを行うことが可能です。
2.チームでの練習
チームで行うカウンターの練習は、意思統一と積み重ねです。
個人で持つ意識をチーム全体で持ち、カウンターを発動するタイミングを合わせることができれば大きな武器になりますが、意思統一ができていなければ強い効果を発揮することができません。
いつカウンターを仕掛けるのか、どこのスペースを主に利用するのかの意思統一をチームでしっかりと行うことがとても重要となってきます。
また意思統一はできていても、実際は呼吸が合わないものです。
カウンターはチームで行うものなので、コツを掴むのも定着するのもチームでしていくものなので、実戦で何度も実行して練習していくことが大事です。
すぐに定着して大きな武器になるものではないのですが、その分しっかり定着すれば、必ず大きな力を発揮して、格上の相手を倒す「ジャイアントキリング」を起こせる武器となります。