サッカーが上達する練習メニュー

サッカーではなかなかできないナイターの練習方法

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夏のサッカーの練習は熱中症対策にナイターでやると言うところが増えています。

全国常連の強豪高校など昔からやっているところだけでなく、小学生のチームもナイター練習を取り入れています。

夏も休まず練習するためには、ナイター練習は必須です。

1.必要な設備について

サッカーナイター練習用のライトが常設されているグラウンドならば何も問題なく練習することができますが、それは少数派です。

全国のほとんどのグラウンドが日中しか練習できないようになっています。

それゆえ、常設の設備がないチームは、仮置きのナイター用のライトを使用して練習しているところがほとんどです。

夜間は室内で練習すると言うところもあると思いますが、やはりキックやボールの飛距離に制限が出てしまうために、外でやるのがベターです。

仮置き用のライトはどのようなものかというと、充電式で振動音が少なく、1台で広範囲を照射できる、置くだけで設置できるライトです。

小学校のチームなどは、所持が難しいところもあると思いますが、近隣の小学校などと協力して購入すると言う手もあります。

ライト自体は意外とコンパクトなので学校に置く分には問題ないです。

地域のクラブチームでも、大きな車庫がある家に保管しておいてもらえる大きさです。

また、レンタルしている会社もあります。

雪国では冬期間は外での練習ができなく、必要ないので、夏の必要な時期だけレンタルするのもおすすめです。

ライトが設置できれば、あとはいつものボールさえあれば練習ができます。

夜だからと言って汗をかかないわけではないため、水分はしっかり用意します。

2.ナイターのメリット・デメリット

サッカーのナイター練習のメリットは夏の暑さを回避できることです。

夜でも暑い日はありますが、日中の日差しがない分奪われる水分量は減ります。

また、サッカーは走るスポーツなので、体感温度の上がる陽だまりやいくらか涼しい日陰に関係なくプレーしなければならないので、そこを気にしないで練習することができます。

暑い夏の間は毎日涼しくなる時間帯に練習したいですが、ナイター練習は学生にはおすすめしません。

なぜなら小学生、中学生は成長期で十分な睡眠が必要なのに、ナイター練習のせいで寝不足になり、身長が伸びないと言う報告があるからです。

また、就寝時間が遅くなり、睡魔から本業の学業もおろそかになることがあるからです。

これがナイター練習の最大のデメリットです。

しかし、夏の酷暑の中、熱中症のリスクと戦いながらの練習は上達できるものもできません。

なので、選手の親と十分話し合ってからナイター練習について決めます。

逆に社会人にとっては仕事の後にサッカーの練習ができたり、日中だけ使用している場所を借りられたりとメリットが多いです。

趣味や健康の為にサッカーをする人にも、普段の生活にプラスする形で行えるナイターは手軽で始めやすく、メリットになります。

サッカー上達のためには昼も夜もなく練習したいですが、メリット・デメリットを理解したうえで取り組んでください。

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