サッカーは人気競技で小学校の低学年から始める人も多いと思いますが、始めたばかりの時に効果的な練習方法はいったいなんでしょうか。
1.たくさんボールに触れる
低学年の際に一番大切な事は、戦術的な動きを理解する事や組織プレイをする事でもなく、たくさんボールに触れることです。
戦術的な動きなどはサッカーを続けていく上で必要になりますが、まずはたくさんボールに触れてボールタッチの感覚を養う方が大切です。
ボールタッチの感覚は若いうちの方が養いやすくとても効率が良いです。
そのため、戦術的な練習よりもボールに多く触れる事ができる練習メニューにするべきです。
2.ボールタッチを養う練習メニュー
具体的にボールタッチを養うためにはどういった練習メニューがあるでしょうか。
一番多くあがるのがリフティングです。
リフティングは確かにとても効果的ですが、一人で行う練習ですので飽きてしまう可能性があります。
そこで、みんなでできる練習メニューを二つほど紹介します。
一つは、サッカーテニスです。
サッカーテニスとはテニスのルールをラケットなどを使わず、サッカーボールと足で行う練習です。
テニスとは違いトラップやリフティングなどをOKとする事で遊び感覚でボールタッチの感覚を養う事ができます。
もう一つは、試合形式の練習です。
これは多くのクラブや部活で行うとは思います。
ただ、一つ注意してほしい事があります。
それは、試合形式の練習を行う際の人数です。
なぜなら、人数が多くなればなるほど、一人一人がボールに触れる機会が少なくなるためです。
ボールに触れる機会が多い方が低学年のこたちは楽しく感じモチベーションも高く保てるかと思います。
低学年の時の練習メニューはボールに多く触れてもらうのとサッカー楽しんでもらうのが一番大切です。
低学年の子供たちはこれから成長していき体の変化とともにポジションも変更していく可能性が高いです。
成長するにつれて筋力、体力が増えていくため最初のうちはそこまで心配せずにボールタッチの感覚を養う練習メニューに重きをおく事が重要です。