サッカーにおける守備のやり方として、相手の動きやボールの動きを読むことが重要になってきます。
その読み方には、動作の変化やピッチ上の流れなど多くのものを読む力が重要になります。
1.守備で必要な事
サッカーにおいて、守備の時には様々な事を判断して動く必要があります。
ボールをもった相手に対しての守備では、ボールを良く見ること、そして相手の足や体の動きも視界に捉えておくことで相手選手がどのような動きをしようとしているのか読むことができます。
またキックモーションに入る前に見ていた場所、狙っていた場所を読むことで相手のパスカットを狙うこともできるようになるのです。
サッカーは多くの選手が1つのピッチにいますので、相手の動きを読むことができれば大きな武器となります。
動きの読み方には、教えてわかるものと経験から得られるものもありますので、練習や試合で読み方を養っていく必要があるのです。
2.相手の事を読む
相手選手の動きを読むことは裏をかくこともできますし、相手の意表をつくこともできるので、重要なことになってきます。
サッカーは、ボールのある局面だけではなく、ボールがないところでも、相手の考えを読んだり動きを把握することが重要になってきます。
相手の動きの読み方は感覚として捉えていくことが一番です。
自分がボールを受ける時にどのような事を考えているのか、そして、その時にはどんな動きをするものなのかを考えながら相手選手を見ていれば、自然と動きが予測できるようになってきます。
サッカーのディフェンスでは、動きを先読みして、そこでボールを奪えるように常に考えることが重要になってきますので、相手選手の動きの読み方をマスターすることは重要なことになってきます。
また、動きを読むことができるようになってくれば、2対1などの不利な場面でも慌てることなく、1人で二人を相手にしても守ることができるようになってくるのです。
相手の動きを読むことができるようになってくれば、ディフェンス力も上達してくるはずです。
3.ピッチの流れを読む
目の前の相手の動きを読むことも大事になってきますが、ディフェンスがラインを作って一つの塊として動いていると仮定すると、ピッチ全体の流れを読むことも大事になってきます。
ボールが自分から遠い位置にあっても、オフサイドの駆け引きをしたり、プレッシャーのかけ方を考えたり、ピッチ全体でチームとしてボールをどこで奪うのかを考えながらディフェンスすることが大事になってきます。
これを実行させるためには、ピッチの流れも読まなくてはいけないのです。
ピッチ全体の流れの読み方は、沢山の試合をしたり、時には外から見てみることや試合の映像を沢山みることで色々なことがわかるようになってきます。
ピッチの流れが読めるようになって来れば、相手がどのような攻撃を仕掛けてくるのかを考えることができるようになります。
チームとしてのディフェンス力の上達には、個々人の動きを読む力を付けて行くことも重要な課題と言えるのです。