サッカーの練習メニュー関連のコラム

リフティング1000回 | サッカーが上達する練習メニュー

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僕はサッカーでは高校生までほぼ県レベルですが、選抜に選ばれたりしたのでそこそこはサッカーには自信があります。

残念ながら進学校でしたので、大きな大会では3回戦程度で敗退しましたが、それでもぼくらの学校は初戦すら勝てない時代が長く、快挙に近い連勝でした。

どうしてそこまで出来たかというと、時間効率です。進学校では他の学校と比べて練習時間が限られてます。1日2時間です。

サッカーの練習時間としては短いです。それでもある程度の学校に勝つためには、そして個人のスキルを上げるにはと言う事で取り組んだのはリフティングとダッシュでした。

まずリフティング自体が出来る子が少なかった。10回も出来ない子がざらでした。リフティングは1人で場所を選ばず隙間時間でも出来て、すればするほど上達します。

1年間続けると1000回は出来るようになります。リフティングで安定したボールタッチが出来ると、感覚的にボールを動かせるようになります。

素人がありがちなボールだけをみる行為から、全体を見渡せる、ワンタッチでボールをコントロール出来る、トラップがうまくなるといった感じです。

基本をあとはひたすらしますが、パス練習とか、シュート練習とかはしません。ひたすら走る。それも極端に短い距離。10M程度でしょうか。

サッカーはこの距離でのダッシュの繰り返しです。結局どのスポーツでも体力です。長い間走れない子が多いのも事実です。90分走った後でも、もう一試合出来るだけの体力を付けました。

時間効率を考えると技術や個人技の無いチームでは、戦略なんて考えるだけムダです。ひたすら走れて、ボールをワンタッチで返す。

それが出来るようになれば、常に基本に戻るを繰り返すだけです。不思議とこれだけで、かなりのチームに勝てます。個人としてもかなりのベースで他人より上に行きます。

特にサッカーは1点が重いゲームです。反対に言えば1点さえ取れば、あとはタコ粘りして、ひたすら守ってもいいです。

よいチームを見ていると、最後まで走れてます。悪いチームは最初は勢いがありますが、最後は息切れして、機能しなくなり、簡単に失点します。

0対0でPKに持ち込んだら、弱小チームだって、勝ち目が出ますが、引き分けにすら持ち込めないでは話になりません。

まずは基本ということでリフティング1000回とダッシュ力です。ちなみに僕らは陸上のチームと一緒にひたすらランニングをしました。

陸上って基礎が詰まっているから、サッカーに限らず、自分のレベルをあげるには便利なんですよね。

あとリフティングですが、300くらい出来るようになると、あとはルーティン的になり、特に1000回を目指す必要はありませんが、集中力と体力を養うには1000回という目標は結構いいと思います。

大体500くらいで集中が切れて乱れたりして、ミスするとか、疲れて来たりするので、よい練習だと思います。

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