プロのサッカー選手は毎週のように試合があります。
多い時には中三日で試合が続くこともあります。
なので、プロ選手は1週間の中でオフ・練習・遠征の移動時間・本番の試合という過密スケジュールをこなしています。
1. Jリーグの選手の練習日程
日本のプロサッカーリーグであるJリーグは1部2部等で多少の違いはあれども、シーズンは2月後半くらいから10月後半です。
その間にほぼ毎週末に試合をしています。
毎週試合をするためには本番の試合、クールダウンの日、オフの日、練習の日というスケジュールを繰り返しています。
まれに平日にナイターの試合をやることもあるので、そのような時はオフがなくなることもあります。
ホーム&アウェイ方式を採用しているので、遠征の移動時間や距離によって、前泊や後泊を余儀なくされることもあります。
チームや選手によっても変わってきますが、基本的にシーズン中の練習は周りの選手とのセットプレーの練習や、個人技の上達の時間にあてられているようです。
また時間を共有することによって、仲間意識を高め、チームワークの向上も勝利のためには欠かせません。
特に新加入選手は練習時にチームの戦力を学び、チームメイトとコミュニケーションをとることも大切な仕事です。
外国人選手の中には日本語が全く分からない選手もいますので、日本語の練習の時間も必要になってきます。
プロ選手たちの強靭な肉体や底なしの体力はいつ作るのかというと、だいたいはオフシーズンにこなしているようです。
北海道や東北などの寒い場所をホームに持つチームは、年明けのシーズン少し前から合宿をするために、暖かい地に行きます。
シーズン中は基本的に、毎週試合があるので、改めての体力作りや筋力トレーニングはいりません。
無理にハードワークすることは、怪我の原因や本番の試合時に疲れを残し最高のパフォーマンスができない原因になります。
しかし、シーズン中でも調整のためにトレーニングをやることはあります。
筋肉を強化したい部位の部分的筋トレをすることもありますが、ほとんどは軽く済ませる選手が多いようです。
ケガで戦線離脱している選手は、他の選手が練習している時間にリハビリをします。
大けがの場合は自宅で安静にすることも仕方のないことです。
全体練習に合流できるように、休むのも治療のうちなのです。
2.選手のリフレッシュになるオフの日
プロサッカー選手は忙しくて、オフの時間はあるのかと疑いますが、基本的には毎週あります。
普通の会社勤務のように週休二日とはいきませんが、リーグ戦が中断する時には連休もできます。
プロ選手も私たちと同じように普通に家族と旅行に行き、リフレッシュして試合への活力を養っています。
体も心もしっかり休ませることが、サッカーの上達への近道でもあります。
オフの日にメディアの仕事がある人もいますが、サッカーもただではできないのでこれも仕方のないことです。
プロサッカー選手のスケジュールはなかなか知られて今いませんが、しっかりと休んで本番に備えています。